ウラナミシジミ

ウラナミシジミ裏翅 ウラナミシジミ　　船橋川　枚方市　大阪府 Photo by Kohyuh　2021/11/19

ウラナミシジミ表翅 ・・・ 花はアメリカセンダングサ ・・・ ウラナミシジミ　　船橋川　枚方市　大阪府 Photo by Kohyuh　2021/11/19

ウラナミシジミ分布　*206
　それが先述した日本どころか南ヨーロッパ、アフリカ、アジア南部の温暖地からスンダ列島、オーストラリアにわたって広く分布しているとのことである。チョウに限らず空飛ぶ生きものに国境はない。八幡市内でもよく見かけるスズメやアオサギなどなど、いかにも渡りが出来そうにないにもかかわらず広く世界に布しているのである。

尾状突起のこと
　尾状突起はアゲハチョウ科とシジミチョウ科の仲間たちの後翅 こうし の後端にある突起のこという。面白いことに、その該当する科の仲間たちの全てに尾状突起があるのではなく、その一部のチョウに限られているということだ。

　逆に、尾状突起が有るのであれば、それはアゲハチョウ科もしくはシジミチョウ科のチョウといえることになる。

　cf. ウラナミシジミの尾状突起
　cf. ホソオチョウの尾状突起

ウラナミシジミの尾状突起

cf. ウラナミシジミ

ホソオチョウの尾状突起

cf. ホソオチョウ

アメリカセンダングサ （ひっつきもんつき）

子供の頃、いわゆる 「ひっつきもんつき」 と呼んで遊んだものも色々あるが、このアメリカセンダングサの種子は遊びには使えない。それどころか厄介者であった。気が付くとズボンなどにびっしり付いていることがある。それも手で払ったぐらいでは落ちないのだ。